【実体験10選】バースプランに書いて正解だったこと|助産師さんに伝わる例文付き

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こんにちは、秋ママです!

秋ママのプロフィールアイコンこの記事を書いた、秋ママです。

2018年秋生まれの長女「もみじ」と
2021年春生まれの次女「かえで」の母です。
育児の気づきや体験をブログで発信しています。
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⚠︎この記事は筆者の個人的な体験をもとに書いています。
状況や感じ方には個人差があります。
バースプランについて詳しく知りたい方はこちらのサイトも参考になります⬇️

🔗参考リンク

出産を控え、バースプランに何を書こうか悩むママへ。

何を書いたらいいの?悩んでしまうバースプラン。2児の母の私が書いてよかったと思う10項目をご紹介します!

出産を控えた時、産院からバースプランについてどうするか…というお話があるかと思います。

「バースプランって何?」「どんなことを書くんだろう?」と悩みますよね。

私も初めての出産時は悩みましたが、実際に書いてよかったなと感じることがたくさんありました。

この記事では、バースプランにおすすめの10選を例文とともにお伝えします!

少しでも参考になると嬉しいです♪

バースプランって何?書き方の基本

バースプランとは、どんな出産にしたいか、自分なりの出産計画を立てることです。産院と相談するときに使われます。

とは言え、突然どんな出産にしたいの?と言われても…
何をどう書けばいいのかもわからない…
私も初めての出産時は特にそう思いました。

出産と言っても、赤ちゃんが産まれる瞬間のことだけではなく、陣痛の時・分娩の時・出産直後・入院中の過ごし方など様々なことを産院と相談します。

産院によって提出や相談のタイミングも違いますが、
妊娠中期くらいから「どんなお産がいいかな?」と考え始めていると、相談の時に自分の希望をモレなく伝えられると思います😊

バースプランにはどんなことを書くの?

バースプランは、出産を自分らしいものにするために自分の気持ちを整理したり、産科医や助産師に希望を伝える手段となります。

自分の気持ちをありのままに伝えて、気になっていることや不安に思うことはストレートに相談しましょう。
2回目以降の出産の際は、前回のお産はどうだったかも伝えるといいですよ◎

  • 出産方法
    (経膣分娩・帝王切開・立ち会い出産など)
  • 陣痛時の過ごし方
    (音楽をかけたい・1人で過ごしたい・呼吸法をリードしてほしいなど)
  • 分娩時の対応
    (会陰切開はしないでほしい・陣痛促進剤は使いたくないなど)
  • 赤ちゃんの出生直後
    (生まれてすぐの赤ちゃんを写真に撮りたい・生まれてすぐ抱っこしたい・母乳を飲ませたい・胎盤を見たいなど)
  • 入院時の過ごし方
    (個室か大部屋か・母子同室・面会の時間やお見舞いなど)
  • 入院時の育児希望
    (できる限り母乳がいい・ミルクを使ってもいいなど)

出産について希望することは人それぞれなので、
いろいろなことを記入します。

出産は何が起こるかわからないですし、産院によっても出来ること・出来ないことがあります。

必ず全て叶います!というわけじゃありませんので、
「これは無理だよね…?」と最初から諦めず、まずは書いてみてもいいと思いますよ♪

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以下のサイトは、チェックリスト式になっているので、
「何から考えよう?」と悩んでいるママにおすすめです。

🔗参考リンク:

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私が書いて正解だった10の項目

  • 褒めてほしい
  • 赤ちゃんの状態が知りたい
  • 胎盤が見たい
  • カンガルーケアがしたい
  • すぐに母乳を飲ませたい
  • 写真を撮りたい
  • 赤ちゃんが出る瞬間を知りたい
  • なるべく会陰は切りたくない
  • なるべく陣痛促進剤は使わず自然なお産にしたい
  • 夫に立ち会いしてほしい(長女もみじ出産時)

一つずつ詳しく、説明します。

褒めてもらって、前向きな気持ちに

褒めてもらえると、出産の痛みの中でも頑張れる原動力になりました!

陣痛に耐えている時は、今まで生きてきた中で一番と言ってもいいほどの痛みがありました。

そんな痛みを必死の思いで耐えている時に、「頑張ってるね!」とひと言声を掛けられるだけで、頑張る気持ちが湧いてきました。

分娩時のいきむ時・いきみ逃し(踏ん張りたい気持ちを抑えて我慢する時)には、
「今の上手かったですよ」「その調子です!」
と何度も褒めてくれました。

痛い中でも、「これで合ってるんだ」「頑張るぞ!」と前向きな気持ちになれたので、
褒められると出来るタイプの方にはおすすめです♪

赤ちゃんの状態を知って、一緒に頑張る

出産中は1人で耐えているような気持ちになりますが、赤ちゃんも一緒に頑張っています✨

 

長女もみじの陣痛時は、生まれて初めて味わう陣痛の痛みで無意識に息を止めてしまうことがありました…

そんな時、「赤ちゃん苦しくなってるよー」「今、赤ちゃんも頑張ってるよ!」と赤ちゃんの状態を教えてもらうと、
「よし!赤ちゃんと一緒に頑張ろう」と前向きな気持ちになれました。

胎盤を見て、“産み切った”実感を得る

内臓系が見られない方や苦手な方はスルーしてくださいね🙏

もう10年以上前ですが、姉の出産に立ち会った義兄が
見るつもりはなかったのに偶然胎盤を見てしまったらしく、
「体の中にあんな青いものがあるなんて…」と青ざめていました。

長女もみじの時も、次女かえでの時も胎盤を見ることができました。
青くはありませんでしたが、想像よりもずっと大きく、“産み切った”実感が得られました。

「予定日超過すると段々ざらざらになって、赤ちゃんが苦しくなるんだけど…」
「秋ママさんのは予定日超過しても大きくて綺麗な胎盤で、赤ちゃんがお腹にいる時も苦しくなかったと思うよ」
と助産師さんに言ってもらえたのは嬉しかったです。

ちなみに、義兄が見た青かったものは、
赤ちゃん側の胎盤(私が見た胎盤の裏側)だったようです。
血管が集まっていて、青っぽく見えるようですよ。

もし「胎盤、青かったよ!」という体験がある方、
よかったらコメント欄で教えてくださいね♪

カンガルーケアがしてみたい

早期母子接触は、出産直後のママと赤ちゃんの絆を深める大切なものです。
別名、出生直後のカンガルーケアとも呼ばれます。産後、ママと赤ちゃんの容態が安定していたら、ママが温かいバスタオルなどに包んだ状態の赤ちゃんと肌を合わせながら、ママの胸で抱っこすることです。

パンパース「早期母子接触とは?(出生直後のカンガルーケア)」より

長女もみじを初めて抱っこした時は、さっきまであんなに痛かったのが不思議なほど、幸せで満たされた気持ちになりました。

出産前、お腹ははち切れそうなほどパンパンだったのに、生まれたもみじは、想像よりもずっと、小さくて柔らかくて…

「この可愛い命を守っていこう」と母親としての覚悟のようなものが芽生えた瞬間でした。

すぐに母乳を飲ませたい

もみじのの時に、早期母子接触中に母乳を飲ませてみました。
産後ヘロヘロの状態だったので…
母乳が出ているか、飲んでいるかはわかりませんでしたが、この後母乳が出なくて悩んだ私にとって、とても貴重な時間でした。

「ママになったんだ」とハッキリ思えた瞬間でもあります。

📸生まれたばかりの赤ちゃんを思い出に残したい

「赤ちゃんを出産する」というを大仕事をやり切った自分と赤ちゃんをぜひ写真に収めてください。

産後落ち着いてから見返すと、「疲れ果てた顔すぎてとても人には見せられない」と思うかもしれませんが、
その時の気持ちも赤ちゃんだけの写真を見るよりも鮮明に思い出せますよ◎

頑張った証として残してます。

もみじ・かえでに写真を見せたら、こんなにちっちゃいんだね!と驚き、喜んでました♪

 

赤ちゃんの産声を動画に撮るのもおすすめです◎

赤ちゃんが出る瞬間を知りたい

赤ちゃんが出て行く瞬間にお腹に手を置くと、“赤ちゃんが出ていった”感じがわかるんです。

これはかえでの出産時にしました。
産まれる瞬間に「もう産まれるよ!」と声をかけてもらい、お腹に手を置いておくと、
本当にお腹の中から出ていったのが手に伝わって…

「10ヶ月もの間、私のお腹の中にいて、ずっと一緒に過ごしてきたね。今、この瞬間、あなたはお外の世界に出てこれたんだ。」
と、なんだか不思議な気持ちになりました。

なるべく会陰は切りたくない…

会陰切開とは、出産時に会陰(膣と肛門の間)をハサミで切開する処置のことです。

「切るの!?」と少し不安に感じますよね。
ですが、分娩の進行状況や赤ちゃんの状況、会陰の伸び具合などを考慮して、医師が必要と判断した場合に行われるので、必ずしも全員が受けるわけではありません。

バースプランには書きましたが、「医師が必要と判断したときは、会陰切開もあると覚えててくださいね」と助産師さんに言われました。

結果は、もみじの時は会陰切開・かえでの時は会陰裂傷となりました。

感想としては、

  • 陣痛の痛みの方が強く、会陰切開したことすらわからなかった
  • 切開した方がその後の縫合の時間が早く、治りもよかった
    (かえでの時の会陰裂傷は手術となり、しばらく座るのも痛かったです…)

なるべく陣痛促進剤は使いたくない…

自然なお産がしたかったので、なるべく陣痛促進剤は使いたくなかったのですが…

こちらも「医師が必要と判断したときは、陣痛促進剤を使うこともありますよ」と助産師さんに言われました。

もみじもかえでも予定日超過の出産で、2人とも3,000g超えの大きめ赤ちゃんだったのでお産の進みが遅く、結局陣痛促進剤を使うことになりました。

結果としては、使うことになりましたが、
「促進剤使いたくなかったよね」「赤ちゃんに早く会えるよ」と使いたくない私の気持ちに寄り添ってくれました。

夫に立ち会いしてほしい

かえでの出産時はコロナ禍だったので、立ち会いや面会・お見舞い全て禁止されていましたが、
もみじの出産時は夫の立ち会い出産を希望していました。

  • なるべく血が見える位置にいかないでほしい
  • 水分補給や汗拭きなどを手伝ってほしい
  • 赤ちゃんが生まれたら3人の写真を撮ってほしい
  • 私は胎盤を見たいけれど、夫には見せないでほしい

など、細かく相談することができました。
「こんなこと言わなくてもいいかな?」と思うような些細なことも伝えておくと、出産の希望が叶いやすくなりますよ◎

バースプランの書き方:私が実際に書いた例文

もみじ・かえでどちらの産院も、バースプラン用の紙に好きに書いていいスタイルでした。
わかりやすいように、箇条書きで書きました。

🌟もみじ出産時【初産バージョン】

♡バースプラン♡

  • 前向きな気持ちで出産に臨みたいので、些細なことでも褒めてほしいです。
  • 知らないうちに赤ちゃんがつらくなっていたら嫌なので、赤ちゃんの状態を教えてください。
  • 胎盤を見てみたいです。
  • 赤ちゃんと私の状況が大丈夫なら、カンガルーケアがしたいです。
  • 母乳育児を希望しているので、すぐに母乳を飲ませたいです。
  • 赤ちゃんが生まれたら、写真を撮りたいです。
  • 赤ちゃんが出る瞬間にお腹に手を置きたいので、出る瞬間が知りたいです。
  • なるべく会陰は切りたくないです。
  • なるべく陣痛促進剤は使わず、自然なお産にしたいです。
  • 夫に立ち会いしてほしいですが、血が見える場所には行かないでほしいです。

🌟かえでの出産時【経産婦バージョン】

♡バースプラン♡

  • 前向きな気持ちで出産に臨みたいので、些細なことでも褒めてほしいです。
  • 知らないうちに赤ちゃんがつらくなっていたら嫌なので、赤ちゃんの状態を教えてください。
  • 胎盤が青いかどうか裏側も見てみたいです。
  • 赤ちゃんと私の状況が大丈夫なら、カンガルーケアがしたいです。
  • 赤ちゃんが生まれたら、写真を撮りたいです。
  • 赤ちゃんが出る瞬間にお腹に手を置きたいので、出る瞬間が知りたいです。
  • なるべく会陰は切りたくないですが、裂けるくらいなら切ってほしいです。
  • なるべく陣痛促進剤は使わず、自然なお産にしたいです。
  • 1人目(3,512g)は陣痛促進剤を使用し、15時間かかりました。
  • 1人目の時、母乳は頑張っても出なかったので、母乳の無理強いをしないでほしいです。ミルクも積極的に使おうと思っています。

かえでの時ももみじの時とほとんど一緒ですが、もみじの時のことも伝えました。

まとめ

バースプランは、全ての希望が叶うわけじゃないけれど、
気持ちを整理したり、理想の出産に近づける大切なことだと感じました。

バースプランをもとに、助産師さんとたくさん相談して「希望のお産」に近づけていきます。

もちろん産院や、出産時のママや赤ちゃんの状況によっては難しいこともありますが、
理想のお産は人それぞれなので、小さなことでも「伝える」ことが大事だなと思います。

出産のあの瞬間しか、できない体験です。
私にもし次の出産の機会があれば、同じことを書くと思います。

他にも「これよかったよ」というバースプランがあれば、
ぜひコメント欄で教えてくださいね♪

これからバースプランを書くママの参考になれば嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました❤️

予定日超過の出産についてのお話はこちらから⬇️

 

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