母乳?ミルク?混合?悩んだ私が選んだ授乳方法とそれぞれの特徴

授乳方法の比較と特徴を紹介する記事のアイキャッチイラスト 完母・授乳

こんにちは、秋ママです!

秋ママのプロフィールアイコンこの記事を書いた、秋ママです。

2018年秋生まれの長女「もみじ」と
2021年春生まれの次女「かえで」の母です。
育児の気づきや体験をブログで発信しています。
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⚠︎この記事は筆者の個人的な体験をもとにしたものであり、すべての方に当てはまる内容ではありません。

母乳や発育に関して不安のある場合は、かかりつけ医や助産師・保健師など専門家にご相談ください。

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母乳、混合、ミルク──

どれを選んでも、正解も間違いもない。

そうわかっていても、出産前や産後すぐの私は、つい「どれが一番いいの?」と悩んでしまいました。

長女・もみじの時は「完母」にこだわって、つらい思いをしながらも、結局「ミルク多めの混合」だった私。

一方、次女・かえでの時は思いがけず「完母」で育てることに。

結果的に、3通りすべての授乳スタイルを経験しました。

この記事では、それぞれの育児スタイルを実際に体験したからこそ見えてきた、メリット・デメリットをまとめてご紹介します。

あなたがどのスタイルを選ぶにしても、少しでも気持ちが軽くなりますように🍀

3種類全ての授乳方法を経験した2児の母、秋ママが選んだ授乳スタイルと、それぞれの特徴とは?

母乳育児のメリット・デメリット

私が実際に母乳中心で育てたのは、次女かえでの時。

結果的に「完母」でしたが、頑張っても母乳が出なかった長女もみじの経験があったため、
最初から「完母を目指そう」と決めていたわけではありません。

それでもやっぱり、母乳にはたくさんのメリットがありました。

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● 母乳育児のメリット

  • すぐ授乳できる
    夜中でも、お出かけ中でも、準備なしですぐに授乳できます。これは本当に助かりました!
  • 経済的
    ミルク代や哺乳瓶代がかからず、お財布にやさしいのも大きなメリット。
  • 赤ちゃんの免疫力アップ
    母乳は「白い血液」と呼ばれる完全栄養食。
    感染症にかかりにくいとされる免疫成分が含まれています。
  • ママの体の回復を助ける
    オキシトシンというホルモンが分泌され、子宮の収縮を促し、産後の体の戻りを早めると言われています。
  • スキンシップがとれる
    授乳しながら赤ちゃんと触れ合える時間は、心がほっとするひとときでした。

● 母乳育児のデメリット

ただ、いいことばかりではありませんでした。

  • 母乳が足りているか不安になる
    哺乳量が目に見えないので、「本当に足りてるのかな…?」と毎日不安でした。
  • 授乳間隔が短くて疲れる
    特に新生児期は、1〜2時間おきの授乳。夜も細切れの睡眠で、寝不足との戦いでした。
    徐々に母乳量が増加したり、赤ちゃんの飲む量も増えるのですが、「また授乳?」と思うことも。
  • ママの体調に影響されやすい
    疲れやストレスで母乳量が減ったり、味が変わったりすることもありました。
  • 預けづらい・自由が少ない
    長時間外出したり、赤ちゃんを誰かに預けるのが難しく、ひとりの時間はかなり制限されました。

● 体験して感じたこと

もみじの時に「母乳が出なくてつらかった」私でも、かえでの時には完母で育てられるほど母乳が出るなんてとても驚きでした。

ただ、出るようになったからといって「ラクになる」わけではなく、授乳の悩みが「別の形」でやってくるのだと実感しました。

かえでは、もみじに比べるとほっそりしたタイプだったので、
「母乳だけで本当に足りているんだろうか?」と健診などの時に何度も確認してしまいました。

また、かえでは哺乳瓶拒否っ子だったので、母乳が出てくれて助かりましたが…
家族でお出かけする時やもみじの用事の時なども、常にかえでの授乳時間や場所を気にしなければなりませんでした。

ミルク育児のメリット・デメリット

もみじの時は、頑張っても母乳が出ず、最終的にはミルク多めの混合育児(朝の授乳のみ母乳・それ以外の時間はミルク)になりました。

当時は「完母じゃなきゃダメ」と思い込んでいた私にとって、それは悔しさや罪悪感を伴うものでした。

でも実際にやってみると、ミルクにはたくさんの“助けられる面”がありました。

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🔗参考リンク:

粉ミルクや液体ミルクは、厚生労働省が定めた基準に基づいて作られており、母乳が足りないときの栄養補助として安心して使えるようになっています。

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● ミルク育児のメリット

  • 量が目に見えて安心
    何ミリ飲んだかがわかるので、体重増加や満腹感を把握しやすく、安心感がありました。
  • 授乳間隔が安定しやすい
    満腹になりやすいからか、比較的授乳間隔があいて、自分の体も休める時間が取れました。
  • 誰でも授乳できる
    夫や家族が代わりにミルクをあげてくれることで、気持ちにも体力的にも余裕が生まれました。
  • 外出先でも授乳がしやすい
    授乳室がなくても対応できる場合もあり、場面によっては便利でした。

● ミルク育児のデメリット

もちろん、ミルクにも手間や不安はあります。

  • 準備や洗い物が増える
    哺乳瓶の消毒、調乳、持ち運びなど…正直、毎回大変でした。
  • コストがかかる
    ミルク代、哺乳瓶代、お湯を用意する道具など、費用がかさみます。
  • ミルクへの罪悪感(当時の私の場合)
    「母乳じゃなきゃ」という思いが強かった私は、ミルクをあげることに後ろめたさを感じてしまいました。

● 実際に体験して感じたこと

当時の私は、ミルク=母乳が足りなかった証、というマイナスなイメージをもっていました。

でも、今振り返ると「誰かと役割を分け合えること」「授乳の負担が減ること」は、当時の私にとって必要なことだったんだと感じます。

「母乳かミルクか」ではなく、「今の自分と赤ちゃんにとってちょうどいい方法は何か」が大事なんだと、今なら思えます。

混合育児のメリット・デメリット

もみじの時は「母乳で育てたい」という気持ちが強く、ミルクを足すことに葛藤がありました。

それでも、母乳だけでは体重がなかなか増えず、2週間健診(退院1週間後の健診)をきっかけに「混合育児」に切り替えることに。

その後もなかなか諦められず努力を続けるも、母乳量は増えず…
卒乳までミルクに頼りきりの混合育児でした。

当時は“仕方なく”選んだ混合育児でしたが、振り返ってみるといいとこ取りの方法でもありました。

● 混合育児のメリット

  • 母乳の安心感とミルクの補助が両立できる
    母乳をあげながら、必要に応じてミルクを足すことで、赤ちゃんの体重増加をサポートできました。
  • 母乳の回数が減って体力的に楽になる
    授乳トラブルで痛みがあったとき、無理に頻回授乳をしなくてもよくなり、心も体も少し楽になりました。
  • 家族の協力が得やすい
    休日の夜中の授乳を夫がミルクで代わってくれたりと、助けられる場面が増えました。
    また、夫がミルクをあげている場面を写真に撮れたり、家族の思い出も残すことができました。
  • 授乳に対する焦りがやわらぐ
    「足りなかったらミルクを足せばいい」と思えるようになってから、気持ちに余裕が出てきました。

● 混合育児のデメリット

  • スケジュールがやや複雑に
    「どのタイミングでミルクを足す?」「何ミリ飲ませる?」と記録や調整が必要になる場面もありました。
  • 母乳へのこだわりが残ると葛藤しやすい
    私自身、「なんで完全母乳じゃないんだろう」と自分を責める気持ちが残っていた時期もあります。

ミルクのデメリットとも重なりますが、

  • 準備や洗い物が増える
  • コストがかかる

● 今思えば「ちょうどよかった」育児

当時は悩みながらの選択でしたが、今振り返ると、
混合育児が私ともみじにとってちょうどよかった方法だったんだと思えます。

「どちらか一方でなければいけない」わけじゃないし、途中で切り替えてもいい。

育児はグラデーションでいいんだと、混合育児から教わりました。

ミルクへの抵抗感と、混合育児で得た安心感

ミルクは「負け」?そんな風に思っていた私。

長女・もみじを出産する前、私は「赤ちゃんは母乳で育てるもの」と自然に思い込んでいました。

完母で育ててこそ、赤ちゃんにとってもママにとっても一番いい。

ミルクを足すのは「母乳が足りていない証拠」で、「頑張れていない」みたいな気がして…。

もちろん、そんなつもりはないはずなのに、「ミルクを使う=負けたような気がする」という思いが、どこかにあったのです。

初めての育児と授乳の現実

出産後、私は思ったより母乳が出ず、赤ちゃんの体重もなかなか増えませんでした。

吸わせ方や頻度、飲めている量もわからず、不安でいっぱいに。

「とにかく母乳で!」と焦るあまり、夜中に何度も授乳したり、搾乳しては量の少なさに落ち込んだり…。

本当にしんどくて、つらかった。

そんな中で、ついに体重が思うように増えず、ミルクの補足を勧められました。

頭では「赤ちゃんのため」とわかっていても、心はざわざわ。

「ミルクに頼ってしまった」という罪悪感がどうしても拭えなかったのです。

混合育児を始めて気づいた、もう一つの「安心」

実際に混合育児を始めてみると、気持ちは少しずつ変わっていきました。

  • 赤ちゃんの体重がしっかり増えるようになった
  • 授乳のたびに「ちゃんと足りてるかな?」と不安になることが減った
  • 頑張っても出ないときに「ミルクがある」と思えることで、ホッとできた

完母にこだわっていた頃にはなかった「安心感」が、そこにはありました。

🍼【当時の私の心の声】

あ、もみじが満足そうな顔で寝てる…ミルクがあってよかった♪
次は母乳でやってみよう。ダメだったら、またミルクを足せばいいかな。

🌟ミルクは、私にとってヒーローだった。
🌟ミルクを使うことは負けじゃない。
🌟母乳が出る・出ないで、ママの価値は決まらない。

混合育児を通して、「ちゃんと育っている」という実感をもてるようになり、

母乳じゃないと…というプレッシャーから、少しずつ解放されていきました。

「ママが笑顔でいられる」ことが一番大切

今思えば、母乳でもミルクでも、その子に合った方法で育てられればいいんです。

それぞれにメリットもあるし、ママの体調や赤ちゃんの様子によって、合うスタイルは違って当然。

授乳で疲れ切って泣いていた私に、誰かが

「ミルクでも十分だよ」「頑張ってるね」って声をかけてくれていたら、

もっと早く気持ちが楽になっていたかもしれません。

今の私が伝えたいこと

母乳だけじゃなくても、赤ちゃんはちゃんと育ちます!

秋ママ
秋ママ

もみじもかえでも、授乳方法が違っても、どちらも元気に大きく育っていますよ♪

ミルクを使うことは「妥協」じゃなくて、ママと赤ちゃんの「安心材料」にもなるんです。

🌟ミルクを使うことは負けじゃない。
🌟母乳が出る・出ないで、ママの価値は決まりません。
🌟私にとってミルクは、あのとき本当にヒーローでした。

そして何より、

“ママが笑顔でいられること”が、赤ちゃんにとっても一番の栄養だと思います。

だから、どの方法を選んでも、胸を張っていいんです。

もしも、「完母じゃなきゃダメだよね…?」と悩んでいるママがいたら、
私は胸を張って「ミルクに頼っていいんだよ!」と言いたいです。

ミルクはあなたを助けてくれるヒーローですよ😊

この記事を読んで、少しでも悩んでいるママの心が軽くなったら嬉しいです。

読んでいただきありがとうございました❤️

 

完母を目指した私が、混合育児を受け入れるまでの記録はこちらから⬇️

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